オンカジで税金はかかる？発生タイミングや計算方法、納税不要なケースもご紹介【2024年最新】

上記のように考えている方は、この記事がおすすめです。

オンカジにてギャンブルを楽しむプレイヤーは年々増えている一方で、勝利金に対して税金が発生するのか、気になっている方も多いでしょう。

結論から言うと、オンカジの勝利金には税金が発生し、適切に課税対象額を計算したうえで納品しなければ、ペナルティを受ける可能性もあるのです。

この記事では「オンカジの税金」について詳しく解説していくため、ぜひ参考にしてください。

オンカジで稼ぐと税金はかかる？

結論から言うと、オンカジで得た勝利金は税金がかかります。

オンカジの勝利金は税制上、一時所得として扱われるため、確定申告を行ったうえで金額に応じて所得税を納税しなければなりません。

稀に、オンカジの利益が税務署に把握されないから、所得税を納税しなくても大丈夫という意見を目にしますが、それは間違いです。

オンカジで勝利金を獲得し指定口座へ出金した時点で、税務署は全てのお金の流れを把握しています。

適切に納税しなければ追徴課税をはじめとしたペナルティが発生し、必要以上に税金を納めなければならなくなります。

そのため、オンカジで得た利益については、適切に納税しましょう。

オンカジの税金に関する基礎知識

オンカジの勝利金において、具体的な税金の計算方法をご紹介する前に、まずはオンラインカジノの利益に関する基礎知識を理解しましょう。

正しく納税額を計算するうえで、オンカジで得た勝利金が税制上どういった扱いであり、どのような税優遇があるのかなど、基礎知識の理解は非常に重要です。

また、オンカジで使ったお金のどれが経費になるのかも重要な項目なため、税金の基礎知識を一緒に確認していきましょう。

勝利金は一時所得扱いになる

オンカジで得た勝利金は、税制上「一時所得」として扱われます。

一時所得とは、労務対価や資産譲渡などによる利益に該当しない利益を指していますが、オンカジの勝利金も当てはまります。

そのため、オンカジで得た勝利金に対しては、年間の一時所得額に応じて、一定割合の所得税を納める必要があるのです。

納めるべき所得税は一時所得を含め、全ての収益を合算して計算されるため、適切に集計してオンカジの税金を納税しましょう。

一時所得には特別控除額が設けられている

先ほどお伝えしたように、オンカジの勝利金は一時所得に該当します。

一方で、一時所得には年間50万円の特別控除が設けられています。

そのため、年間の一時所得が50万円以下なのであれば、所得税を納める必要はありません。

つまり、一時所得がオンカジの勝利金のみの場合、年間50万円以下の利益なのであれば、所得税を納めずにオンラインカジノをプレイ可能です。

オンラインカジノによっては、サポートに連絡すると収支記録が確認できるケースもありますが、納税の有無を適切に見極めるためにも、収益の把握が出来るよう体制を整えておきましょう。

経費に出来るのは勝ったときの支出のみ

オンカジの税金を計算する際、勝利金の合計から「支出した金額」を差し引きます。

しかし支出した金額、つまり経費として計上できるのは、あくまで勝利金を得た際のベット額のみです。

要するに、負けた場合のベット額やトータルの入金額など、オンラインカジノで使った全ての金額を、経費として計上できる訳ではありません。

万が一、オンラインカジノで使った全ての支出を経費計上している場合、修正が必要となり、正しく対応しないとペナルティが課せられてしまいます。

そのため、オンカジの税金を考えるうえで、経費計上できるのは勝利金を得た際のベット額のみである点は、基礎知識として必ず把握しておきましょう。

オンカジの税金の計算式

基礎知識を学んだうえで、実際にオンカジの税金を算出する計算式を確認していきましょう。

オンラインカジノに限らず、各種税金は適切に納めなければ、ペナルティが発生します。

ペナルティが発生すると、通常の納税額よりも圧倒的に高額な金額を納めなければなりません。

オンラインカジノで発生するコストを少しでも少なくするためにも、税金の計算式を適切に理解して、自身の納税額を確認していきましょう。

一時所得を計算する

まずは、オンカジの勝利金に対して自身の一時所得がどれくらいなのかを、以下の計算式にて算出していきます。

上記の通り、一時所得を計算するうえでは、1月～12月の期間中にオンカジで得た勝利金の総額が必要です。

オンカジによってはサポートに問い合わせると、収支記録が確認できますが、自身で帳簿を付けておくのも良いでしょう。

そのうえで「支出した金額」ですが、こちらは前項でご紹介した通り、「勝利金を得た際のベット額」のみが該当します。

ただ入金したリアルマネーや、負けた際のベット額は含まれないため注意してください。

また、一時所得には50万円の特別控除が設けられているため、勝利金の総額と支出を差し引いた金額に対して、さらに50万円を控除できます。

例えば、オンカジで得た勝利金の総額が200万円、支出した金額が20万円だった場合は、以下のような計算式となります。

上記の場合は130万円が、オンカジの税金において重要となる、自身の一時所得額です。

実際にオンラインカジノで得た利益を代入して、自身のケースでも計算してみましょう。

課税対象を計算する

オンカジの勝利金において、一時所得を計算した後は、課税対象となる一時所得を算出します。

先ほどオンカジの一時所得を計算しましたが、算出された金額全てに所得税が課せられる訳ではありません。

一時所得では、以下の計算式により所得税が課せられる、課税対象額を算出していきます。

例えば、前項では一時所得が130万円の算出となりましたが、その場合は以下のような計算式となります。

つまり、65万円が課題対象となる一時所得なり、こちらに所得税が発生するのです。

実際には、一時所得以外の全ての所得を合算したうえで、金額に応じて設定された所得税率に則り、所得税を納めることとなります。

オンカジで必要な税金は、以上の計算により算出できるため、適切に納税するためにも、正しい計算方法を理解しておきましょう。

オンカジで税金がかかるタイミング

これまでも解説しますが、オンカジで税金がかかるタイミングは、勝利金が発生した時点です。

例えば、オンラインカジノで賭けたものの配当金は得られず、50万円の損失のみ発生した場合は、プレイヤーに納税義務はありません。

一方で、オンラインカジノにて年間200万円勝ったうえで、年間50万円の負けが発生している場合は、200万円から50万円は差し引きされません。

あくまで、オンラインカジノで得た利益である200万円に対して、所得税の納税義務は発生します。

このようにオンカジの税金は、あくまで勝利金に対して発生する点は、改めて理解しておきましょう。

ちなみに、オンカジの税金を実際に納税するタイミングですが、まずは2月16日～3月15日の間に確定申告を行います。

そのうえで、昨年分の所得税を、同じく3月15日までに納税しなければなりません。

指定期間を過ぎてしまうと追徴課税が課せられる可能性があるため、オンカジの税金は適切に計算したうえで、期日内に納めましょう。

オンカジの利益に税金がかからないケース

オンカジの勝利金には基本的に税金が発生しますが、場合によっては納税しなくて良いケースがあります。

一方で、プレイヤーの業種や収益によって納税の有無は細かく分かれているため、自身の年間の売上や給与などを正確に把握しておく必要があります。

そのうえで、業種や収益ごとにオンカジの勝利金に税金が発生しないケースをご紹介するため、ぜひ参考にし　てください。

年間一時所得が50万円以下の方

繰り返しになりますが、オンラインカジノで得た配当金は、税制上一時所得として扱われますが、50万円の特別控除が設けられています。

例えば、年間50万円の利益を得た場合でも、特別控除により50万円が差し引かれるため、課題対象は0となり納税は不要です。

他にも一時所得となる収入源がある場合には注意が必要ですが、いずれにしろ、年間の利益が50万円以下の場合は、納税する必要がないため大きな節税効果が期待できるでしょう。

年間利益90万円以下の会社員の方

年間利益90万円以下の会社員の方は、オンカジの利益に税金がかかりません。

給与所得を得ている会社員の場合、給与以外の所得が年間20万円以下であれば、納税義務はありません。

例えば、オンカジを利用する会社員の方が、年間90万円の利益を得ている場合は、以下のような計算となります。

上記の通り、課税対象の一時所得が20万円以下となるため、この場合はオンカジの勝利金に対して税金を納める必要はありません。

ちなみに、上記計算では勝利した際のベット額を考慮していないため、厳密には経費計上を行ったうえで20万円以下であれば、オンカジにて税金は発生しないでしょう。

2つ以上の所得があり年間利益48万円以下の方

2つ以上の所得があり年間利益48万円以下の方は、オンカジの利益に税金がかかりません。

給与所得と副業、オンカジの利益など2つ以上の収入源がある方でも、年間48万以下であれば確定申告は不要で、税金を納税しなくて良いのです。

というのも、所得税には48万円の基礎控除が設けられており、全ての納税者が自動的に適用されます。

つまり、オンカジの勝利金以外の収益を合算しても、48万円以下なのであれば、所得税の納税義務はないのです。

そのため、複数の収入源を保有している方は、基礎控除48万円を理解したうえで、オンカジの勝利金を調整すると節税となるでしょう。

年間利益146万円以下の無職の方

年間利益146万円以下の無職の方は、オンカジの利益に税金がかかりません。

実際にオンカジの勝利金146万円を基に、課税対象の一時所得を計算していきましょう。

上記の通り、オンカジの年間利益が146万円の場合、課税対象となる一時所得は48万円となります。

一方で、所得税には基礎控除48万円が全ての納税者に自動的に適用されるため、課税対象は0円となり、オンカジの利益に対して税金を納める必要はなくなります。

オンカジでかかる税金の節税対策

オンカジの勝利金は一時所得となり、収益に応じた所得税を納税しなくてはなりません。

一方で、オンカジにおける税金をできるだけ少なく方法として、いくつか節税対策があります。

脱税はもちろん違法ですが、節税は法律に従ったうえでの行為なため、以下の内容を適切に把握したうえで、オンカジの勝利金における納税額を見直してみましょう。　

勝利金を50万円以下に抑える

オンカジで節税するには、やはり年間の勝利金を50万円以下に抑える方法が、最も効果的でしょう。

確かに現金化できる上限は低いですが、年間の利益を50万円以下にしておくと、特別控除額が差し引かれることで、納税義務はなくなります。

つまり、オンラインカジノで得た利益がそのまま、自身の資産として獲得できる訳です。

ギャンブラーとして、毎年数百万円の利益を生み出せる腕がある場合は別ですが、そこまでではないのであれば、50万円以下に抑えながらプレイするのも節税対策としては有効でしょう。

賭け金を適切に経費計上する

オンカジでは、年間の利益をベースに税金を納めますが、50万円の特別控除額だけでなく、経費として賭け金を差し引けます。

あくまで差し引きできるのは、勝利金が発生した際の賭け金のみですが、例えば年間100万円の利益を獲得したうえで、20万円の賭け金を有したとします。

その場合は、100万円から20万円を引いたうえで、特別控除額の50万円を差し引きできるため、一時所得は30万円に抑えられるのです。

オンカジのの利益を最大化するにはギャンブルの腕も重要ですが、配当を得た際の賭け金を適切に計上したうえで、十分に節税する視点も重要となるでしょう。

オンカジの税金は適切に納税しよう

近年オンカジを利用するプレイヤーは増えていますが、あまり税金について細部まで把握していない方も多いです。

オンカジに限らず、納めるべき税金を納めない場合は、重いペナルティが課せられます。

最悪の場合は脱税とみなされて、逮捕されるケースもあるのです。

そのため、当然ながらオンカジで得た勝利金に対する税金は、正しく計算して納税してください。

一方で、オンカジの税金をできるだけ少なくする節税対策もありますが、効果的に行うには、やはり税制に関する基礎知識が必要不可欠です。

オンカジの税金を最低限に抑えるためにも、正しい知識を身に付けたうえで、定められた期間内に適切に納税しましょう。

オンカジの税金に関するよくある質問